皆さん大学受験の日本史はどのように勉強されているでしょうか。
「本当に今のやり方で大丈夫かな」と不安になることは誰もが経験しているはずです。
特に独学で参考書などで勉強をしているとそんな不安に陥りがちです。
今回は「日本史を勉強する上でよく起こりがちな間違い」を紹介します。
改めて自分の勉強を振り返ってみてください!
①一問一答だけで勉強している
1つ目は「一問一答だけで勉強している」です。
たしかに一問一答は用語の定着を図る上で重要な参考書です。
しかしあくまでも一問一答は補助であって、授業でならった歴史の流れや用語を定着させるために行うものです。
つまり流れがあって、用語の定着をするから実力につながるのです。
みんなやっているからといって、いきなり一問一答をやるのは用語の丸暗記に繋がってしまいます。
丸暗記になると思い出すことも難しくなり忘れやすくなります。
ではどのように一問一答は活用すればよいのでしょうか。
一問一答で出てきた用語を「何も見ないで説明できるか」を行ってみましょう。
この説明は授業で先生が行っていた範囲で大丈夫です。
このように説明を思い出すことで、用語のみの理解だけではなく流れを抑えることができます。
そうすることで様々な種類の問題に対応することができるようになるでしょう。
一問一答を行ったあとは必ず授業や講義の先生の話を思い出し、全体像を確認しましょう。
一問一答のみの復習は用語の丸暗記につながってしまいます。
②並べ替え問題を年号暗記で乗り切ろうとする
2つ目は「並べ替え問題をすべて年号暗記で乗り切ろうとする」です。
結論、並べ替え問題では「最低限の」年号暗記で乗り切りましょう。
覚えるべきはその事件の権力者です。
例えば、「応仁の乱」と「正長の土一揆」を並べ替えることはできるでしょうか?
年号を知っている人も多いですが、ここは権力者で並べ替えてみましょう。
1、応仁の乱は8代将軍足利義政の跡継ぎ争い
2、正長の土一揆は4代将軍足利義持の死を契機に起こる事件。
となると明確な年号はわからなくても、正長の土一揆は応仁の乱の前と予想が付きます。
すべての年号を覚えられる人は良いですが、実際は難しい人も多いと思います。
細かい年号を覚えるのはあとにして、事件の内容をきちんと把握してその上で年号を覚えれば、色々な事件がつながってくるでしょう。
ただし覚えなくてはいけない年号はありますので、それはきちんと授業で確認しましょう。
③問題集だけやっている
3つ目は「問題集だけやっている」です。
結論、問題集と授業の復習はセットです。
問題を解くのは非常に大事です。
実際にどんな形で問われるか知ることができるからです。
しかし、ただ問題を解くだけでは全く意味がありません。
まずしっかり授業の復習をして、流れをしっかり確認しましょう。
その上で問題を解かなければ、なんのこっちゃわからないと思います。
そして解き終わったら、必ず授業の復習をしましょう。
とはいっても復習何すればという方へ
普段使っている教科書やプリントにどんどん追記しましょう。
「こういう風にでるぞ!」「こういうひっかけが来るぞ!」「これは漢字でかけるように!」
といった別の人が見ても「ここが大事!」とわかるようなメモをしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
日本史を勉強する上で正しい勉強があります。
間違った勉強をしてしまうと無駄な時間を過ごすことになってしまいます。
一人で自習する際の参考になれば嬉しいです!
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